アメリカカンザイシロアリが急増している理由

株式会社 ヤマト白蟻研究所

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アメリカカンザイシロアリが急増している理由

アメリカカンザイシロアリの羽アリ画像、写真

※写真をクリックすると拡大画像がでます。

アメリカカンザイシロアリが急増している理由

▼詳細
最近日本各地(現在25都道府県)で、アメリカカンザイシロアリという従来日本に生息していなかったシロアリによる被害の発生が急増しています。

このシロアリの特徴は、名前のとおり乾燥した木材(家の柱や天井裏の梁(ハリ)、枠材、家具、建具まで)を食い荒らすことです。
おそらく戦後にアメリカから持ち込まれた家具や建材についていたと思われます。
通常のシロアリと比べると、個体数も少なく繁殖力は強くありませんが、被害はじわじわと着実に拡がっています。

発見されるパターンは2通りあります。

一つは、羽アリの発生です。
6〜10月頃を中心に年中通して、柱や窓枠から発生します。写真(1枚目)のように体の色が白くありませんので、シロアリと気づかない場合が多いです。

もう一つは、顆粒状の糞を見つけたときです。
天井からパラパラ降ってきたり、畳をあげたら大量に発見されたりします。
ただし、一般の方はシロアリの糞だとは思わず、シロアリと気づかずに片付けられることが多いです。

以上のように、なかなか気づかれないまま被害が拡大してしまいました。

また、普通のシロアリと違い(もちろん普通のシロアリも大変恐ろしい害虫です)、駆除が非常に非常に困難です。
というのも、普通シロアリの巣は地中にあり、そこから床下に侵入し土台などの木材を食害します。
その為、シロアリは適度な湿気(水分)が無ければ生きていけませんので、被害部は主に1階床下部分の水周りが中心です。
したがって床下に薬剤散布を行うことで、駆除と再侵入の防止が同時に出来ます。
薬剤の効力が有効な間(5年間)は新たな侵入はありません。

ところがアメリカカンザイシロアリは、材木の微量な水分や湿気を100%体の中に取り込む事が出来る為、特別な水分を必要としません。
また、侵入経路もさまざまで、軒先、開口部、壁、屋根裏などあらゆるところから侵入可能です。
被害の範囲も専門家が見てもなかなか特定できません。
完璧に調べるには壁や天井をすべてめくらなければなりません。

とにかく早期発見がすべてです。
上にあげた二つの兆候を、見逃さないよう心がけてください。
アメリカカンザイシロアリの判断がつかない場合など、少しでも怪しいと思った場合は、気軽にご相談ください。