京都二条城、国宝の二の丸御殿の蟻害腐朽検査

京都二条城、国宝の二の丸御殿の蟻害腐朽検査に調査員として参加してきました。

（株）ヤマト白蟻研究所は現在、一般社団法人 関西・北陸しろあり対策協会の蟻害腐朽菌検査員資格を2名取得しています。

今回しろあり対策協会さんから検査要請を頂き、兄弟で国宝の床下状況調査をさせて頂きました。
弊社では、高野山をはじめとする数々の寺社仏閣の長期維持管理のお手伝いをさせて頂いてますが、国宝に携われる機会は少ない為仕事冥利に尽きます。

特に二の丸御殿と言えば鶯張り（うぐいすばり）が有名です。
観光で床上を歩いた事はありましたが、その仕組みを床下から見れる機会はなかなかありません。

二の丸御殿とは
全6棟の建物からなり、江戸初期に完成した住宅様式である書院造の代表例として日本建築史上重要な遺構です。
江戸城、大坂城、名古屋城の御殿が失われた今日、国内の城郭に残る唯一の御殿群として国宝に指定されています。

点検は丸一日かけてしっかりさせて頂きました。
歴史的な建物に携わる事ができて感謝感謝です！