LLP活動報告会＆全国の同業者との交流会に参加しました！

2月26日・27日、「日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合（LLP）」の活動報告会、全国の同業者との懇親会、若手交流勉強会に参加してきました。

この2日間で得られた学びは、私たちの業界の未来を考える上で非常に貴重なものでした。
特に印象的だったのは、集客・営業手法の変化と業界全体の課題への対応です。


1. 集客手法の変化とネット戦略

売上規模が数十億円規模の企業の取り組みを通じ、広告手法が急速に変化していることを実感しました。
かつて主流だった新聞・チラシ広告の効果が低下し、代わりにHPリニューアル、SEO対策、リスティング広告、SNS運用など、複合的なネット戦略にシフトしている企業が増えています。

特に注目すべき点として、
⚫︎HPやLP（ランディングページ）の活用が必須
⚫︎SEO対策（コラムや4コマ漫画の活用）が検索流入増加に貢献
⚫︎リスティング広告の重要性と運営会社の選定が鍵
⚫︎テレビCMや屋外広告など、多面的な露出が必要

ネット戦略の成功は新たな顧客層へのリーチに繋がる一方、広告費の増加や大手との競争激化といった課題も明確になりました。
弊社でも、SEO対策やSNS発信の強化に取り組み、お客様に有益な情報を届ける方法を模索していきます。

2. 法人営業の強化とパートナー関係の構築

もう一つの大きなテーマが「法人営業の強化」です。
特に、工務店・不動産会社・JAとの関係構築が長期的な安定経営につながるという視点は、多くの企業で共通していました。

法人営業の成功事例として、
⚫︎工務店・不動産会社向けのセミナーを実施し、パートナー関係を築く
⚫︎お客様の定期点検を通じて長期的な関係を構築
⚫︎営業ツール（DM・個人通信・アンケートなど）を活用し、顧客接点を増やす
⚫︎定期訪問の頻度を増やし、顔を覚えてもらうことが重要

特に印象的だったのは、「法人営業は工務店などの農耕民族（長期目線）と不動産やリフォーム専門などの狩猟民族（短期目線）でアプローチが異なる」という考え方。
工務店やJAなどの「長期目線」の企業とは信頼関係を築きながら、お客様の住まいを守るサポートを継続することが大切だと学びました。

弊社も、より多くの法人パートナーと信頼関係を構築し、長期的にお客様の住まいを守る体制を強化していきます。

3. 業務改善と社員教育の重要性

事業承継を経験した企業の事例では、業務改善と社員教育の徹底がポイントでした。
⚫︎社員の声を聞くための定期アンケート＆面談の実施
⚫︎営業会議の頻度を増やし、全員が同じ目線で業務を進める
⚫︎評価制度を明確にし、モチベーションを高める仕組みを作る
⚫︎IT/DX化を進め、業務の効率化を図る

特に、社員一人ひとりの意見を聞き、会社全体で成長できる環境を作ることが重要だと感じました。

弊社でも、より良い社内環境の整備に向けて、評価制度の活用や業務改善の取り組みを進めていきます。


まとめ

今回のLLP活動報告会＆若手交流勉強会では、業界の最前線で活躍する企業のリアルな取り組みを学ぶことができました。
特に、
○広告・集客手法の変化（ネット戦略の重要性）
○法人営業の強化とパートナー関係の構築
○業務改善・社員教育の取り組み
といった点は、弊社の今後の方針にも大きな影響を与える学びとなりました。

私たちも、お客様にとってより価値のあるサービスを提供するために、常に学び、改善し続ける会社でありたいと考えています。
今後も定期的に情報を発信し、より良い住宅メンテナンスサービスをお届けしてまいります！