白蟻駆除予防調査｜大阪ヤマトシロアリ研究所

施工件数

2024年(2024年2月1日～2025年1月31日)施工件数

安心の5年保証付！シロアリ予防・駆除・・・1100件

調査・点検・その他*1・・・1030件

*1　5年保証対象外のシロアリ予防・駆除、アメリカカンザイシロアリ駆除、
甲虫類対策、害獣対策、その他害虫(蜂、ゴキブリ、ハエ、ムカデ、黒アリ等)対策

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プロに聞くシロアリの世界

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雨漏れとシロアリ、切っても切れない関係～褐色腐朽菌がもたらす静かな危険～

戸建て住宅で雨漏れが起こると、
まず最初に影響を受けるのは「木材」です。
時間の経過とともに、濡れた木材の内部では腐朽菌(フキュウキン)が発生し、少しずつ強度を失っていきます。

腐朽菌には、白色腐朽菌・褐色腐朽菌・軟腐朽菌の3種類がありますが、雨漏れの現場で特によく見られるのが「褐色腐朽菌」。
木の繊維を分解してしまうため、
触れるとボロボロと崩れてしまう特徴があります。

写真の現場も、壁の中でこの褐色腐朽菌が繁殖し、
材木がもろくなっていました。
一見、壁の表面からはまったく分かりません。
しかし、壁をめくってみると、
中の木材は繊維が断たれ、まるでスポンジのように崩れ落ちます。

そしてこの水分を含んだ腐朽木材は、シロアリの大好物。

床下から上がってきたシロアリが、
乾いた木材ではなく、腐朽した湿った木材を求めて侵入し、一階の天井、二階の梁(ハリ)、時には大屋根まで食害を広げてしまいます。

つまり、「雨漏れ」と「シロアリ被害」は密接に結びついているのです。

部屋の中に水シミや天井の変色を見つけたら、少しのことと放置せず、早めに専門家や株式会社ホリニシまで相談してください。
雨漏れが続く期間が長ければ長いほど、シロアリが生息している確率は確実に高まります。

株式会社ホリニシでは、
雨漏れによる腐朽の有無、シロアリの発生リスクを床下や壁内の調査を通じて丁寧に確認します。
住まいの見えない部分に潜むサインを見逃さず、これからもお客様の暮らしを守っていきます。

執筆者
しろあり防除施工士、蟻害腐朽検査士
株式会社　ホリニシ　
代表取締役　堀西正一郎

詳細

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シロアリ対策は床下だけじゃありません！～壁の中に潜むリスクへの丁寧な処理～

多くの方が「シロアリ対策＝床下」と思われがちですが、実は床下から薬剤が届かない場所にも、シロアリは侵入してきます。

例えば、
玄関壁、ポーチ壁、ガレージ壁、タイル貼りの浴室やトイレ、そして床下の無い独立した壁など。

こういった場所では、床下からの薬剤処理ができないため、
3.5mmの小さな穴を開け、四方拡散ノズルで壁内部(土台、柱、間柱)に薬剤を注入します。

株式会社ホリニシでは、使用する薬剤にもこだわっています。
現在採用している薬剤は水性タイプで、壁の中の断熱材や防湿フィルムに影響を与えない安全性の高いもの。
施工後はしっかりと防水補修を行い、見た目にもできるだけ目立たないように丁寧に仕上げます。

また、注入した箇所は必ずお施主様に直接確認していただき、ご安心いただけるようにしています。

さらに、穿孔注入だけでなく、
玄関のアルミサッシ枠の中や建物外周の基礎沿い、ウッドデッキ、枕木、杭、外部物入れなどにも薬剤を処理し、外周からの侵入も徹底的にブロックします。

これらの細かな処理はすべて、
明朗会計のもと追加料金なしのサービス施工として実施しています。

写真は、スタッフの北條くんが玄関壁に丁寧にドリルを当て、四方拡散ノズルで薬剤を注入している様子。

床下から見えない場所にも真心を込めて、確実な安心をお届けしています。

執筆者
しろあり防除施工士、蟻害腐朽検査士
株式会社　ホリニシ　
代表取締役　堀西正一郎

詳細

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見えない場所ほど、丁寧に～床下の廃材清掃から見えた大切なこと～

今回の現場では、床下に大量の廃材が残されていました。
新築時か改築時のものと思われますが、大小さまざまな木材が積み重なり、集めると大人の身長ほどの量に。

株式会社ホリニシでは、床下に落ちているゴミを見つけたら、
必ずすべて撤去し清掃を行います。
多いときにはゴミ袋10袋以上になることもあります。
この現場ではあまりに量が多かったため、ご紹介の工務店様にお願いし、正式に処分していただきました。

実は、このような廃材もシロアリにとっては最高の巣作り環境になります。
廃材そのものの被害は、建物の構造強度には直接関係しませんが、
放置すればシロアリがそこを住処として繁殖し、
いずれ大事な構造材へと被害が広がっていきます。

床下の清掃は、決して楽な作業ではありません。
狭い空間で、少しずつ少しずつゴミを外へ運び出す地道な仕事です。
この現場では、1人のスタッフがひたすら清掃作業に専念しました。

作業を終えたあと、お客様から
「こんなにたくさんあったんですか…！」と驚かれ、
「本当にありがとうございます」と感謝の言葉をいただきました。

見えない場所にこそ、私たちの誠意があります。
お客様が安心して暮らせる家を守るために、これからも一つひとつの現場に全力で向き合っていきます。

執筆者
しろあり防除施工士、蟻害腐朽検査士
株式会社　ホリニシ　
代表取締役　堀西正一郎